Actiiiとは何か?

Actiiiは「学際研究を促進するために情報学環のリソースをアクティベートしていくこと」を目標にしたプロジェクトです。どうやったら面白い学際研究ができるのだろうという問いを、仲間や先生たちと会話したり、文献を読んだり、ワークショップをしたりしながら考えていこうとしています。

私たちが所属する東京大学大学院情報学環・学際情報学府は、「情報」をキーワードにさまざまな分野を横断しながら研究を進めていく刺激的な場所です。ですが院生としてしばらく時間を過ごすなかで、「学際研究をするのはなんて難しいことなのだろう」という思いが強まりました。他の場所ではできない研究をしたいという熱意を携えて学際にやってきたのはいいけれど、どうやって研究としてまとめたら良いのか、どんな視点に拠って立てば良いのか分からず途方にくれてしまうのです。多分野の先生や学生、交流のための施設に囲まれていても、そのリソースのなかを上手く進んでいくためのコンパスがなければ宝のもちぐされになってしまう。だから、コンパスを手に入れよう。それがActiiiを始めたきっかけです。

Actiiiという名前には情報学環(Interfaculty Initiative in Information studies)を演じる(Act)という意味が込められています。筋書きだけの学際ではなく、実際に舞台に乗ってパフォーマンスしてみよう。そういう意図をもって活動していこうと考えています。

Actiiiメンバー

杉山昂平(Sugiyama Kohei)

東京大学大学院学際情報学府博士課程。自分が面白いと思うことを生涯にわたって追求する「アマチュアリズム」としての生き方が、どんな学習や環境の支えによって可能になるのかという問題に取り組んでいます。学習科学をメインフィールドにしつつ余暇研究や芸術文化研究にも目配りしながら、良いバイブスが来ている研究を読んだり書いたりしていきたい。学部では社会学や文化政策を専攻していました。
Web Page: アマチュアになる方法: 杉山昂平リサーチ・ポートフォリオ
Twitter: @vbear00

原田悠我(Harada Yuga)

「ものを作る」ということに関心があります。学部時代は、情報工学や学習科学のコミュニティにお世話になりながら、ラーニングコモンズで協調的な学習を支援するテクノロジーや活動のデザインを行ってきました。現在は、Tinkeringと呼ばれるプロセスをどのように支援するとよいかについて模索しています。いじって、作って、壊して、また作る。そのプロセスの中に垣間見える人の知性をのんびりと楽しみたいと思います。
Web Page: Yuga Harada’s Potfolio
Twitter: @yuugaharada

川野晟聖(Kawano Akitoshi)

「まいにちが非日常っ!」が合言葉。学部では目の錯覚と時間知覚の実験心理学に取り組んだり、大学院では「風評被害」現象をあれこれ考えたり。現在は某マーケティング会社に勤務。ものの見え方から日々のお買い物まであれこれと手を広げてきましたが、一貫しているのは「フィクサーとして世界を支配するための人心掌握」というあたりでしょうか。愛読書は、山本弘『アイの物語』。
Twitter: @kito1214